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大人の出会いコラム166お知らせ

人の心は、ハイな気分とローな気分は両立できない?

花冷えの季節も過ぎ、いよいよ暖かくなってきた。…しかし、春をめいっぱい楽しもうにも、世の中は余震や原発など、ネガティブなニュースばかりで気が滅入ってしまう。

このままでは、5月病を患ってしまいそうで心配だ。ここはひとつ、恋愛面を頑張って生活に張りを取り戻そうではないか! 当連載でおなじみ、心理学者の内藤誼人先生にそんな心意気を伝えてみた。

「うん、それはいい心がけですね。恋をしていると免疫力がアップするといわれますが、実際、恋愛はうつ病予防に効果があるという調査データも存在するんですよ」

うつ病を患った状態を「ロ−」とすれば、恋に胸をときめかせている状態は「ハイ」。内藤先生によれば、人間の心はこの2つの感情を同時に持つことはできないのだという。

「イギリス・シェフィールド大学の心理学者ジョン・マルビー氏が、こんな調査を行っているんです。18〜53歳の男女300人を対象に、恋愛をしているかどうかを調べ、それと同時に、抑うつ度を調べるテストを実施しました。その結果、男女とも恋愛中の人ほどうつ病を患いにくい傾向が明らかになったのです。とりわけその傾向は男性に顕著で、データ上の相関係数で比較すると、女性の14〜15倍という大差が確認されたそうです」

それほど効果があるのなら、これはもう、恋をしない手はない! …けど、なぜ性別によってこれほどの差が生じるのだろう?

「おそらく、男性の方が恋愛にのめり込みやすいからでしょう。どちらかといえば、女性は一歩ひいて相手を冷静に見ているのに対し、男性は闇雲にのめり込んでしまうケースが多いように思いますし(笑)」

とはいえ、恋の炎はそう都合よく燃え上がってくれるものではない。周囲にピンとくる異性が見当たらない場合はどうすれば…。

「アルバムを見返して初恋の人を想ったり、かつての恋人を思い出したりするのもいいのでは? 通勤中にいつもすれ違う素敵な異性、なんてのもいいですね」

なるほど。つまりは心をときめかせ、胸が高鳴る体験ができればOKということ。災害や経済動向の先行きを思って不安に駆られた時は、すかさず恋愛スイッチをオンにしよう。それが心を健全に保つヒケツかも?


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